現代書の総合展として、ふくやま美術館で開催されていた『第25回記念一華会展』が平成25年12月15日、閉幕した。会期中は福山市内外から多くの書道愛好者らが会場に足を運んだ。
最終日の15日には同美術館において表彰式、受賞者の席上揮毫が行われるとともに、金石学研究科で一華会特別顧問でもある坂田玄翔先生による記念講演「南北朝の文字資料」が行われた。
表彰席で挨拶に立った大楽華雪会長は「記念展にふさわしい、いい作品がたくさん集まった。まさに満天の星。表現の幅の広い作品が集まり、それぞれに個性があふれている。」と講評した。今回新設された特別大賞・会長賞の受賞者の野村雪陽先生は「身が引き締まる思いです。さらにさらに芸域を広げていきたい」と謝辞の中で抱負を語っていた。
第26回一華会展に向けて会員諸氏の一層の研鑽を希望してやまない。

■ 第25回記念一華会展の審査員の出品作品ならびに受賞者の受賞作品をご紹介させていただきます。   ご希望のアイコンをクリックしてご覧ください。

 
     
   
     
         
     
         
     
     
     
     
 
 
     
 

 『第25回記念 一華会展』は、別紙要項のごとく来る12月10日(火)より15日(日)まで、ふくやま美術館、企画展示室で盛大に開催されます。
ご存知のごとく本展は、漢字・仮名・調和体・詩文書・一字書・篆刻・刻字・前衛書と現代日本書壇のあらゆる傾向を網羅し、しかも、多数の出品者を有する広島県最大の展覧会として注目されております。
つきましては、第25回記念展も案内状に出品者を明記し、展覧会をいよいよ充実したものにいたしたいと存じます。
なお、本展覧会の特別陳列として、中国南北朝期の文字資料拓本と合わせて、木簡等の貴重な資料を展示し、瓦當の拓本講習会や「南北朝の諸碑を書く」と題しての臨書コーナーも計画しています。
なにとぞ第25回記念展に力作をご出品くださるよう心から期待いたします。

                                               平成25年8月           

 
 
一華会会長 大 楽 華 雪
 
     
     
 
 
     
 

・作品・特陳解説:12月10日(火)の 午前10時より
(ふくやま美術館 企画展示室において)

ワークショップ:12月14日(土)の 午後1時より
 (ふくやま美術館 講義室において 指導者:坂田玄翔先生)
[内容]:「拓本実習」漢代瓦當の拓本を製作し部屋に飾りませんか!
※完成した拓本はご自身が持ち帰れます。
※準備の都合上,事前の申し込みを可能な限りメールでお願いします。
(第一次締め切り11月15日(金)といたします)
※希望者が多い場合は,調整の上,時間帯を区切って実施します。詳細は申込者に後日連絡します。
申し込み用のメールアドレスは「ikkakaiten@yahoo.co.jp」です。

・表 彰 式12月15日(日)の 午後1時より
(ふくやま美術館 講義室において)

・席 上 揮 毫12月15日(日)の 午後2時より
(ふくやま美術館 デッサン室において)

・記 念 講 演12月15日(日)の 午後3時より
(ふくやま美術館 講義室において)
[講演内容]:「南北朝の文字資料」〜木簡と刻石拓本による文字の変遷について
[講演者]:一華会特別顧問 金石学研究家 山東省ライシュウ博物館顧問 坂田玄翔先生

・祝賀懇親会12月15日(日)の 午後6時30分より
[会場] 福山ニューキャッスルホテル(受付6時より)

 
     
     
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